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ビル管理士試験一問一答オリジナル問題⑪【過去問ベースだから安心】

ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)

ビル管理士試験のオリジナル問題を過去問ベースで作成しました。

一問一答形式で出題しますので、試験を受ける前の最終確認にご利用ください。

過去問をしっかり学習していれば解ける内容になっています!

  • この問題は既に過去問を3周以上した向けの内容となっています。
  • 全部で18問あり、苦手分野を発見するために本試験と同じ割合で全部の科目を掲載しています。
  • 回答するときは、必ずその答えになる理由を頭に思い浮かべてください。
  • 理由が思い浮かばない場合は、過去問又はテキストで復習をしてください。
  • 8割以上正答を目指してください。

※問題や回答にミスがあったらコメ欄又はメールで教えて頂ければ幸いです。

★ビル管理士オススメテキスト↓

建築物衛生行政概論

【問1】

日本国憲法第25条では、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び(A)の向上及び増進に努めなければならない。」と記載がある。

Aの部分に入る言葉は「環境衛生」である。

答え
答え ×
正しくは公衆衛生です。

個人的には、25条の条文で狙われるワードの中で「公衆衛生」が一番覚えにくかったです。

【令和2年問1】

【問2】

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく感染症において、「デング熱」は医師が診断後、都道府県知事に直ぐに届け出なければならないことなっている。

答え
答え 〇
正しいです。

1~4類までの感染症は、診断後直ぐに届出をします。
デング熱は4類に該当されます。

【令和2年問12-肢5】

建築物の環境衛生

【問3】

暑さ指数(WBGT)は、屋内や屋外で太陽照射のない場合、0.7TA+ 0.3TBで求められる。

ただし、TAは乾球温度、TBは黒球温度である。

答え
答え ×
TBは黒球温度ですが、TAは湿球温度です。

【令和2年問24-肢3】

【問4】

良好な室内空気環境を維持するためには、一般に1人当たり30m3/h以上の換気量が必要とされている。

答え
答え 〇
正しいです。
過去問からそのまま出しています。
30㎥は絶対に暗記してください。

【令和4年問28-肢1】

空気環境の調整

【問5】

暖房時の壁体の内部や表面での結露を防止するには、壁体内において、水蒸気圧の低い側に湿気伝導率の低い 防湿層を設けることが有効である。

答え
答え ×
この場合、水蒸気圧の高い側に湿気伝導率の低い 防湿層を設けることが有効である。

【令和3年問47】

【問6】

空気の流動に関して、天井面に沿った冷房による吹出し噴流は、速度が大きいと途中で剥離して降下することがある。

答え
答え ×
天井面に沿った冷房による吹出し噴流は、速度が小さいと途中で剥離して降下することがある。

※単純に勢いよく噴射した風のほうが、途中で別方向にいかずに真っすぐ進むことが想像できると思います。
【令和3年問50-肢1】

【問7】

パッケ―ジ型空調機は、蒸発器、圧縮機、凝縮器、膨張弁等によって構成される。

答え
答え 〇
正しいです。
冷凍機械責任者資格を持っている人なら余裕の問題だと思いますが・・。

下記の4つの名称は「パッケージ型エアコン」とセットで絶対に暗記しましょう。
蒸発器、圧縮機、凝縮器、膨張弁

【令和3年問71-肢4】

【問8】

室内汚染物質であるラドンは石材から発生する。

答え
答え 〇
正しいです。

ラドンは建物のコンクリートや石材などから発生しています。
ラドンの吸入により、呼吸器の気管、気管支および肺胞の粘膜が照射を受け、肺ガンを起こすリスクが高まります。

【令和3年問55-肢4】

【問9】

空調機において、暖房時に水噴霧加湿を用いる場合、温水コイル出口の温度は設計給気温度より低くする必要がある。

答え
答え ×
暖房時に水噴霧加湿を用いる場合は、温水コイル出口の温度は設計給気温度より高くする必要があります。

理由は簡単で、水噴霧加湿の際に水によって熱が奪われてしまうからです。水噴霧によって下がる温度を見越して、設計給気温度を高く設定しておく必要があります。

【令和3年問62-肢1】

建築物の構造概論

【問10】

コンクリ―トの打設時間の間隔が短いと、コ―ルドジョイントが生じやすくなる。

答え
答え ×
逆です。打設時間の間隔が長いと、コールドジョイントが発生しやすくなります。

コールドジョイント:先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートとの間が完全に一体化していない継目のこと。
ようはコンクリートを打ち込む時間の間隔が長くなると、先に打ったコンクリートが固まってしまって、後から打ったコンクリートと馴染まないということです。

【令和3年問96-肢4】

【問11】

断熱材料として用いるグラスウールは、熱伝導率の低い空気の特性を利用している。

答え
答え 〇
正しいです。

熱伝導率が低いほど断熱効果が高いです。

【熱伝導率の比較 単位[W/m・℃] 】
空気:0.0241
グラスウール:0.038
鉄:0.18

※金属類は熱伝導率が高いため、温まりやすく冷めやすいです。
※具体的な数値までは覚えなくて大丈夫だとは思いますが、「熱伝導率が低い=断熱効果が高い」ことだけは絶対に忘れないようにしましょう。

【令和4年問97-肢2】

給水・排水の管理

【問12】

水の比体積の単位は㎥/kgである。

答え
答え 〇
正しいです。

比体積:ある物質の単位質量当たりの体積。密度の逆数です。
密度:ある物質の単位体積あたりの質量。

【令和4年問106-肢1】

【問13】

給排水設備に利用するスクリーンは夾雑物の除去に使われる。

答え
答え 〇
正しいです。

夾雑物:不純物のことです。
スクリーンはフィルターのことで、不純物を取り除くために設置します。

言葉の意味さえわかっていれば、当たり前のことを言ってる問題ですね・・。

【令和4年問107-肢4】

【問14】

水道水の塩素消毒において、CT値とは塩素濃度と接触時間の和である。

答え
答え ×
CT値とは塩素濃度と接触時間の積です。
塩素の濃度が高く、接触時間が長くなるほど消毒の効果が強くなります。

ご存知だとは思いますが、「和」とは足し算の答えのことで、「積」は掛け算の答えのことです。

【令和4年問110-肢1】

清掃

【問15】

建築物清掃の作業計画について、電気室・機械室・作業員が利用するロッカー室などの管理用区域は日常清掃が必要である。

答え
答え 〇
管理用区域は一見適当な管理でも良さそうですが、重要な機器があったり、人が利用する場所なので日常清掃が必要です。

※例え機械室でも、我々ビルメンは毎日点検しますので、汚く汚れてゴキブリが住み着いていたら死にたくなります。

【平成30年問143-肢4】

【問16】

小便器の尿石や水垢等の除去に有効なのは酸性洗剤である。

答え
答え 〇
正しいです。

【平成30年問151-肢2】

ねずみ・昆虫等の防除

【問17】

殺鼠剤の多くは選択毒性が高く、ヒトに対しては効果は無い。

答え
答え ×
殺鼠剤の多くは選択毒性が低いため、ヒトに対しても効果があります。

選択毒性:特定種類の生物にとってのみ致命的な毒性を発揮する性質のこと。選択毒性が低いほど効果を発揮する生き物の種類が増えるため危険であるといえます。

※選択毒性が低い=危険

【令和2年問176-肢3】

【問18】

通常20メッシュの網目であれば、蚊、コバエ等、多くの昆虫の侵入を防止できる。

答え
答え 〇
正しいです。

メッシュ:1インチ(2.54cm)の中に網目がいくつあるのかを表す単位。

20メッシュの場合は2.54cmの間に20個の網目があるということです。
数値が大きいほど目が細かいということです。

※20メッシュで昆虫の侵入防止が出来ることは絶対に暗記です。

【令和2年問177-肢1】

ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)

一問一答

Posted by hetarei