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ビル管理士試験一問一答オリジナル問題⑬【過去問ベースだから安心】

ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)

ビル管理士試験のオリジナル問題を過去問ベースで作成しました。

一問一答形式で出題しますので、試験を受ける前の最終確認にご利用ください。

過去問をしっかり学習していれば解ける内容になっています!

  • この問題は既に過去問を3周以上した向けの内容となっています。
  • 全部で18問あり、苦手分野を発見するために本試験と同じ割合で全部の科目を掲載しています。
  • 回答するときは、必ずその答えになる理由を頭に思い浮かべてください。
  • 理由が思い浮かばない場合は、過去問又はテキストで復習をしてください。
  • 8割以上正答を目指してください。

※問題や回答にミスがあったらコメ欄又はメールで教えて頂ければ幸いです。

★ビル管理士オススメテキスト↓

建築物衛生行政概論

【問1】

国土交通大臣は、緊急の必要があると認めるときは、終末処理場の維持管理に関して必要な指示をすることができる。

答え
答え ×
終末処理場の維持管理に関して必要な指示を出せるのは環境大臣です。

国土交通大臣は、公共下水道、流域下水道又は都市下水路の工事又は維持管理に関して必要な指示を出せます。

【令和元年問16-肢5】

【問2】

公衆浴場法の中で、営業者が講じなければならない入浴者の衛生及び風紀に必要な措置の基準については、都道府県が条例でこれを定めるという規定がある。

答え
答え 〇
正しいです。

以下、公衆浴場法 第三条です。
1 営業者は、公衆浴場について、換気、採光、照明、保温及び清潔その他入浴者の衛生及び風紀に必要な措置を講じなければならない。
2 前項の措置の基準については、都道府県が条例で、これを定める。

【令和元年問17-肢1】

建築物の環境衛生

【問3】

レジオネラ属菌の発育至適温度は36℃前後である。

答え
答え 〇
正しいです。

レジオネラ属菌は、20~42℃で生存し、発育に適した温度は 36℃前後と人の体温に近い温度とされています。

至適:きわめて適すること。

【平成30年問43-肢1】

【問4】

消毒用エタノ―ルを用いた薬剤消毒において、エタノールの至適濃度は50%である。

答え
答え ×
至適濃度は70%です。

至適:きわめて適すること。

【平成30年問44-肢1】

空気環境の調整

【問5】

エアロゾル粒子の一般的な粒径を大きい順に並べた場合、「雨粒」→「花粉」→「バクテリア」→「ウイルス」の順番は正しい。

答え
答え 〇
正しいです。

ウイルス:0.1μm(極端に小さい)
バクテリア:1~10μm
花粉:30μm
雨粒:0.2~0.5mm

※μm(マイクロメートルは)は1mm(ミリメートル)の1000分の1です。

この問題は、ウイルスがとにかく小さいとだけ覚えておけば、択一なら消去法で得点できると思います。本番では「大きい」を「小さい」を読み間違えて逆から考えないように注意してください。

【平成30年問47】

【問6】

一辺が6mの正方形の壁材料を組合せて立方体の室を作り、日射が当たらない条件で床面に固定した。

壁材料の熱貫流率を1.25W/m2・K、隙間換気は無視できるとし、外気温度が10℃の条件下で内部を加熱したところ、十分に時間が経過した後の室温度が30℃になった。

なお、床面は完全に断熱されており、床を通じての熱移動はない。

このとき、室内での発熱量4,000Wである。

答え
答え ×
4,500Wです。

この問題は発熱量を導く公式を覚えておく必要があります。
発熱量=熱貫流率×室内外温度差×壁面積

問題文より、熱貫流率は「1.25W/㎡・K」、室内外温度差は30℃ー10℃で「20℃」、壁面積は1面が6×6で36㎡に床面を除く5面をかけて「180㎡」。
上記を公式に代入すると、

発熱量=1.25×20×180=4500[W]

【平成30年問49】

【問7】

開放型冷却塔では、一般に循環水量の10%程度の補給水量を見込んでおく必要がある。

答え
答え ×
2%程度の補給水量を見込んでおきます。

【平成30年問82-肢5】

【問8】

揮発性有機化合物(VOCs)測定について、TVOC(Total VOC)の測定には、アクティブ法を使用することができる。

答え
答え 〇
正しいです。

【令和元年問81-肢3】

【問9】

斜流式送風機は空気が軸方向から入り、径方向に通り抜ける。

答え
答え ×
遠心式送風機の説明です。

斜流式送風機は空気が軸方向から入り、軸に対して傾斜して通り抜けます。

【令和元年問71-肢1】

建築物の構造概論

【問10】

ストリ―トキャニオンは、風の弱い日には熱や汚染物質の拡散能力が低くなる。

答え
答え 〇
正しいです。

ストリートキャニオンは、高層ビルが道路の両側に立ち並ぶ渓谷のような状態のことで、建造物が密集している影響で汚染物質や熱などが拡散しづらくなります。

【令和元年問91-肢4】

【問11】

ガスの比重については、13Aの都市ガスは空気より重く、LPガスは空気より軽い。

答え
答え ×
逆です。
13Aの都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重いです。

【令和3年問101-肢5】

給水・排水の管理

【問12】

高置水槽方式は、高置水槽の水位によって揚水ポンプの起動・停止が行われる。

答え
答え 〇
正しいです。

高置水槽方式では、一旦地上や地下に設置している受水槽に水を貯めたあと、揚水ポンプにより屋上に設置している高置水槽へ揚水します。

【令和4年問112-肢1】

【問13】

返湯管に銅管を用いた場合は、他の配管材料を用いた場合と比較して、流速を遅くする必要がある。

答え
答え 〇
正しいです。

銅管は潰食(かいしょく)という現象で穴が開くことがあります。
この潰食は、管内を流れるお湯の流速が早くなるほど発生しやすくなります。

潰食の発生を防止するためには、減圧弁などを使って管内流速を1.2m/s以下に抑えるのが望ましいです。

【令和元年問121-肢4】

【問14】

給水器具には、給水栓、洗浄弁、トラップ等がある。

答え
答え ×
トラップは排水器具です。

【令和2年問136-肢2】

清掃

【問15】

事務所建築物から排出される廃棄物より、家庭から排出される廃棄物の方が、単位容積質量値は大きい。

答え
答え 〇
正しいです。

単位容積質量値:単位容積あたりの質量の値。1㎥あたり何kgあるかという意味なので、数値が大きいほど重いということです。

事務所から排出されるゴミはコピー用紙などの紙類が多いため、家庭ごみと比べると軽くなります。

【令和2年問162-肢1】

【問16】

建築物内廃棄物の貯留・搬出方式において、コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが多い。

答え
答え ×
コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが少ないです。

容器方式:ゴミ類をポリバケツや小型コンテナ等の容器に貯留し、人力でゴミ収集車に積み替え搬出する方式。

コンパクタコンテナ方式:収集されたごみをコンパクタにより、大型コンテナに圧縮積み込みする方式です。ゴミが溜まったコンテナは専用のトラックで運搬します。

【令和2年問164-肢1】

ねずみ・昆虫等の防除

【問17】

アカイエカは、水田や湿地等の大きな水域に発生する。

答え
答え ×
アカイエカは、家周辺のドブや下水溝の滞留した汚水を主要発生源としているため、家に侵入しやすく、市街地の家屋内で発生する最も代表的な蚊となっています。

水田や湿地等の大きな水域に発生するのは、日本脳炎ウイルスを媒介するコガタアカイエカです。

【令和4年問167-肢3】

【問18】

マダニ類は、幼虫は吸血するが、成虫は吸血しない。

答え
答え ×
マダニ類は、幼虫、若虫、成虫の全ての発育段階で吸血する。

【令和4年問170-肢2】

ビル管理士試験一問一答(他の問題に挑戦する)

一問一答

Posted by hetarei